開脚のすゝめ

やる気スイッチを入れるには!

子どもを怒ってしまうことと、イライラのコントロール・解答編

今回は 前回記事の問題について

わたしだったらこう関わるという解答です。

 

《前回記事の問題》

最近、「子どもの怒り方が分からなくて…」

というお母さんがいました。

1歳半のお子さんが

食事の時、子どもがスプーンですくったご飯やおかずを、すくった勢いで放り投げるんだそうです。

食事にも全然集中してくれなくて、遊び食べもひどくて、座っていられないそうです。

 

「怒ってもやめてくれないし、

怒り方が分からなくて。」

 

この件は続きがあって、

この後、さらにコップをひっくり返して水びたし事件がおきます。

 

ますますイライラしますね。

 

このような時は、どうしたらよいでしょうか?

 

 

 

《解答》

わたしはこういう時は

 

コップが倒れることになる前に

すくっては投げる…を3回くらいやったところで、次をやろうとした時に

腕をガシッと掴んで

「いけない。」

「お行儀が悪いよ。」

「ちゃんとパックンしようね。」

と、やめさせます。

やめるまで繰り返します。

 

そもそも、先ずは遊び食べをしだした時点で

ちゃんと座らせます。

 

座っていられないなら、それはお腹が空いていません。

なので、食事を片付けます。

今の時代、1食抜いたくらいでは

死なないし栄養失調にもなりません。

大丈夫。

 

 

それよりも

ちゃんとお腹を空かせてから食事をすることの方が大切だし

お腹を空かせてから食事をすれば、食べますから。

食事は食事の時間として、決めた方がいい。

食べないのであれば、さっさと片付けて、お風呂に入れて、寝かせてしまいましょう。

後からあげなくても大丈夫。

その方が生活リズムも調うし、お腹を空かせてから朝食を食べられますから。

 

そうすれば、

『食べる時は食べる』というメリハリがついて

ちゃんと食べてくれて

お母さんのイライラも減りますね。

これが、コントロールするということです。

感情をコントロールするのではなく、

その時の相手との関わり方と状況をコントロールするのです。

 

怒ってしまうときは、何が良くないのか。

なんで思うようにならないのか?

子どもの様子や状況をよく分析して考える。

それを、怒らずに済むような状況にコントロールする。

 

 

でも、イライラはします。

そのイライラは、子どもの腕をガシッと掴んだその手に込めてください。

子どもにはそれだけで「お母さん怒ってるんだ。」と伝わりますから。

 

イライラはするけれど、それだけでお母さんは怒気をぶちまけずに済みます。

怒気をぶちまけると、後で自己嫌悪になりますからね。

少しだけど、ちゃんと手に込めて発散してくださいね。

 

 

 

考える力は、生きる力。

大人が賢くなって、賢い子どもを育てましょう。